ナス
県内一の生産量を誇る「古川なす」
JA古川なす部会はハウス栽培を中心に宮城県一の生産量を誇ります。
過去には露地栽培を主体としていましたが、安定した収穫量を得るためハウス栽培に切り替えました。東北で初めて「夏秋ナス」として国からの産地指定を受け、更にその取組みが評価され、1998年には「宮城県農業賞」を受賞しました。
安全・安心・高品質を追求する為、環境に優しい農業としてエコファーマー認定を取得し、堆肥や有機質資材を使った土作りを基本に、減農薬の取り組みとして天敵資材の活用による病害虫防除や蜂による受粉などを積極的に行っています。
収穫調整時の品質管理は徹底しており、収穫から出荷までナスの果皮に素手で一度も触れることのないようにして品質の維持に努めております。
「古川なす」の特徴
品質に重点を置いた栽培を行っています。特に深い紫色が特徴の「式部なす」で、皮の色と柔らかさを追求しており、“煮ても焼いても揚げても良し”という万能タイプが「古川なす」です。
主な栽培品種
式部 あのみのり2号
販売店
宮城県内のスーパーマーケットなどで販売しています。
古川のナスを
知ってもらいたい。
JA古川なす部会 部会長
曽根 隆行さん
「古川なす」の生産に携われることを誇りに思います。これからも安全・安心なナスをお届けします!
枝豆
リレー形式で途切れることなく出荷
県内一大産地を目指し、2016年から本格的に作付けを開始しました。7月下旬から10月上旬まで途切れることなく出荷できるよう、全部で5品種をリレー形式に出荷しています。7月下旬の「げんき娘」からスタートし8月上旬から「湯あがり娘」、8月下旬の「ゆかた娘」、9月中旬に「つきみ娘」と娘シリーズが続き、最後に「秘伝」を9月のお彼岸頃から出荷します。
枝豆専用収穫機械の導入や調整施設で洗浄や選別作業を一括して行うことにより面積、生産者が増えています。
主な栽培品種
げんき娘 湯あがり娘 ゆかた娘 つきみ娘 秘伝
販売店
宮城県内のスーパーマーケットなどで販売しています。
ネギ
専用の調整施設で作業効率アップ
米の転作として2008年頃から古川全域で作付けが拡大しました。JAのネギ専用調整施設で皮むきや根切り作業を行うことで作業効率を上げ、面積や生産者が増えています。5月~1月までの長期間に渡り吟味したネギを出荷しております。
「古川ネギ」の特徴
11月〜12月にかけて出荷のピークを迎えます。長ネギタイプでの栽培を行い、その多くは県外へ業務用・加工用として出荷されます。
また、食味や品質にも評価が高く地元古川の飲食店でも取り扱いされています。
主な栽培品種
夏扇4号 夏扇パワー ホワイトタイガー
販売店
宮城県内のスーパーマーケットなどで販売しています。
将来的に
ネギの一大産地に。
JA古川ねぎ部会 部会長
村上 智弘さん
消費者に喜んでいただけるネギ作りを心掛けています。柔らかくて甘みのある美味しいネギです!
春菊
徹底した品質管理で高評価
JA古川春菊部会では、環境にやさしい農業としてエコファーマー認定を取得し、安全・安心・高品質を追及しております。徹底した品質管理と出荷時の全箱開梱検査により青果市場や量販店からも高い評価を得ています。
部会員は若手からベテランまで様々な年代の生産者で構成され、「なべ奉行」と「菊蔵」という2品種を作付しています。
秋から冬にかけて出荷の最盛期になり、鍋シーズンを迎える12月が出荷のピークとなります。
「古川春菊」の特徴
「なべ奉行」は葉肉が柔らかく春菊独特の苦みが少ないため生でサラダとして食べられます。
主な栽培品種
なべ奉行 菊蔵
販売店
宮城県内のスーパーマーケットなどで販売しています。
高品質で
高評価の古川春菊。
JA古川春菊部会
齊藤 彰人さん
サラダでも食べられるえぐみの少ない春菊をご堪能あれ!