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大崎市古川は、日本を代表するブランド米「ササニシキ」「ひとめぼれ」のほか、地域ブランド米「ささ結」(東北194号)の誕生の地です。JA古川エリアは、奥羽山脈から江合川と鳴瀬川の流れによって形成された肥沃な平野「大崎耕土」が広がる良質米の産地です。「大崎耕土」は2017年に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定されています。
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大崎耕土の肥沃な土地条件を活かし、JA古川管内では県内一の生産量を誇るナスをはじめ、風味豊かでビタミンやカルシウムがとっても豊富な春菊、ここ数年作付面積が拡大している枝豆やネギなど、数多くの園芸品目を栽培しています。
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豆腐や納豆、醤油、煮豆のほかにも味噌や豆乳などに加工される大豆。宮城県は大豆作付面積が北海道に次いで全国第2位の生産地です。JA古川の作付面積は県内でも上位の約1,300ヘクタールで100ほどの集落営農組織や認定農業者、農事組合法人が生産に取り組んでいます。収穫した大豆の乾燥・調製作業はJA大豆センターで行うため、高品質で均一な大豆ができあがります。全国の食品メーカーと多くの取引があり高い評価を得ています。
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JA古川は、県内トップクラスの「仙台牛」の生産数を誇ります。米どころ宮城の良質米「ひとめぼれ」「ササニシキ」の稲わらを糧として飼養管理を行い、良質牛生産を図るため肥育技術の平準化と向上に励んでいます。「みやぎうまれ みやぎそだち」にこだわりを持って販売活動に取り組んでおり、全国的に質・量ともに高い評価を得ています。
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JA古川管内で生産された小麦「シラネコムギ」を使用したうどんやそうめん、高品質大豆の「タンレイ」「ミヤギシロメ」を使用した濃口醤油など、JA古川管内で生産された農産物をふんだんに使用した加工品も多くの方々に好評をいただいています。