大崎の米「ささ結」ブランドコンソーシアムは9月28日、古川で「『ささ結』8年目の新米試食会」を開きました。
コンソーシアム会員や関係機関の代表者たちが出席。炊きたてご飯の他、すしやおにぎりにした新米も試食し、冷めてもおいしい特徴を確かめました。
コンソーシアム副代表であるJA古川の佐々木浩治組合長は「香りがよく大変おいしかった。『ささ結』は実需者からの要望が非常に増えている。対策を講じながら作付け拡大に努めたい」と話していました。
「ささ結」は10月9日に大崎市内で開かれる「新米まつり」で販売を開始する予定で、10月下旬からは県内のスーパーマーケットなどでも販売されます。
今年は、同品種を90ヘクタールに作付けしており、約500トンの生産が見込まれます。
コンソーシアムは同市や2JA(古川、新みやぎみどりの地区・いわでやま地区)、古川農業試験場などで構成。「東北194号」を「ささ結」の愛称でブランド化する取り組みを進めています。