JA管内で水稲の無人ヘリコプターによるカメムシ防除作業が進んでいます。8月2日から15日までに2回実施し、延べ3,114ヘクタールを防除する計画です。
作業は早朝から始まり、古川農作物病害虫防除協議会(JA、大崎市、NOSAIなどで構成)が委託している古川無人ヘリ組合と全農みやぎ、(株)ケーエスのヘリ9台が稼働。当日の天候や圃場周辺環境などに配慮して、カメムシ類を防除します。
JAの担当職員は「無人ヘリで一斉散布することで防除効果を上げ、労力の低減にもなる。高品質米の生産に向け、適期防除に努めたい」と話していました。
管内では今年度、「ひとめぼれ」や「ササニシキ」などを約3,652ヘクタールに作付けしています。