7月25日、JA管内で水稲極早生種「五百川」の出穂を確認しました。例年より1週間ほど遅く、刈り取りは9月初めから始まる見込みです。
出穂を確認したのは、大崎市松山下伊場野地区の岩崎芳邦さんの水田。JA職員が現地で確認し、9割ほどが出そろっていました。
4月26日に田植えをした岩崎さんは「7月17日に最初の穂が出たのを確認した。今後はカメムシ防除を徹底し、高品質米生産に努めたい」と語りました。
JA職員は「田植え後の低温と日照不足により例年よりも生育が遅れた。『ひとめぼれ』などの他品種は今月末に出穂するだろう」と話していました。
「五百川」は、福島県の生産者が生育した極早生の水稲品種で8月下旬から収穫できます。管内では3戸が1.6ヘクタールで同品種の作付けしています。