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ナスの出荷規格を確認する曽根部会長(右)と市場担当者
ナス出荷本番へ目揃え会

JAなす部会は5月30日、本格的な出荷を前に、JA野菜集出荷場でナスの出荷目揃え会を開きました。現物を見ながら出荷規格を確認し、市場担当者から販売情勢を報告しました。

同部会のナスは「古川なす」としてブランド化しており、厳しい出荷規格のもと、品質管理に重点を置いています。県内産ナスの約50%を占めており、令和3年度の販売実績は7,951万円で県内トップを誇ります。

仙台あおば青果(株)の川嶋勇二さんは、量販店などで、これまで主力だった高知県産から古川産への切り替えが始まっていることを報告。「『古川なす』はどの箱を開けても品質がよく実需者からも好評。これまでどおり高品質なものを出荷してほしい」と呼び掛けました。

同部会の曽根隆行部会長は「天候の影響で生育が遅れ気味。現時点での収穫量は例年より少ないが品質は良い。今年もお客様に安全・安心なナスを届けられるように頑張りたい」と話していました。

同部会では、6月中旬から7月初め頃に出荷最盛期を迎える見込みです。