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米を慎重に検査する齋藤検査員
米初検査で全量1等米に

8月31日、三本木の農産物検査場で県内JA最初となる令和3年産米の農産物検査を実施しました。8月20日から28日に刈り取った極早生種「五百川」4530キロを検査し、全量1等米に格付けしました。検査を行ったJAの齋藤俊之検査員は、7月~8月に猛暑日が多く、8月中旬は長雨低温が続き、品質が心配されたことに触れ、「粒張りが良く、透明感があり大変良い品質の米だった。9月中旬から収穫が始まる主力品種も良質米が期待される」と講評しました。 生産者の齊藤作郎さんは「1等米のお墨付きをもらい、今年も消費者においしい米を届けられる。粘りもあり、香りの良い米なので、コロナ禍ではあるが、家庭でおいしく食べていただける米ができたので、ぜひ食べてほしい」と話していました。