JA管内で生産された「ささ結」を100%使用する「大崎耕土」世界農業遺産ブランド認証米「ささ結」の真空パック無洗米キューブがキャンプ場での販売を開始しました。商品は1パック300グラム入りで無洗米のため、キャンプなどのアウトドアに最適であることや、土産品としての購入にも期待されています。 8月5日から販売を始めた大崎市鳴子温泉の吹上高原キャンプ場は、多い日で利用者が600人ほど。これまで利用者から米の販売の有無を尋ねられることが度々あったそうです。キャンプ場ショップ担当の遠藤裕子さんは「『ささ結』が売れて多くの人に広まってほしい。また、キューブ型で見た目も可愛いのでお土産にも購入してほしい」と期待します。 アウトドア商品を扱う同市古川の株式会社トミナガ自動車工業でも「ささ結」無洗米キューブの販売をしています。同社の富永博幸専務取締役は「キャンプに行く前のお客様が『ささ結』を購入していく。自社のSNSでも発信しているが、おいしい米なので、ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と語ります。 土産品としての需要もあり、同市古川のギフトショップクラフト木村の神戸智恵子代表取締役は「ビジネスホテルの利用者が手土産として購入していく。6月から100個ほどは売れています」と話していました。 JAの営農担当職員は「今回、初めてキャンプ場での販売を開始した。様々な場面でご利用いただける『ささ結』として今後も販路拡大に努める」と今後の展望を語ります。商品は1パック300グラム入り450円(税込)で販売中です。