JAは7月2日、富永地区の圃場でドローンを使用した病害虫防除の実演会を実施しました。4日には、4月に播種した子実とうもろこしの圃場71㌶で病害虫防除を行いました。
農薬散布ドローン「DJI・T25」を4機使用し、アワノメイガ防除に効果がある「プレバソンフロアブル5」を上空から散布しました。
プレバソンフロアブル5は、優れた浸透移行性と残効性を有します。カビ毒の発生を抑えるには、雄穂抽出1週間前から雄穂抽出始期に散布することが重要となります。
散布が遅れると、アワノメイガが雌穂内に侵入し、食害やカビ毒の発生につながる可能性が高くなります。
担当職員は「食害やカビ毒の発生を抑え、収量増と品質向上を図り、管内畜産農家の肉牛への古川産子実とうもろこしを利用した配合飼料給与へしっかりとつなげたい」と話しました。
JAの子実とうもろこし栽培実証試験は今年で最終年度の3年目となり、28経営体が107㌶で栽培しています。
プレバソンフロアブル5を散布するドローン