富長生産組合は、6月14日に行われた第52回全国豆類経営改善共励会・大豆集団の部で、宮城県で初めて「農林水産省農産局長賞」を受賞。7月1日、伊藤康志市長に受賞を報告しました。
同組合の、令和3年から令和5年までの3年間の経営内容や、大豆、水稲乾田直播、子実とうもろこしの全国的にも珍しい3輪作の取り組みなどが評価されました。
同組合の組合長を務める鈴木正一さんは「JA古川と大崎市の活性化のため30年間、皆と頑張ってきたことが評価された。次は農林水産大臣賞を目指す」と意欲を見せました。
鈴木さんは平成9年に富長西生産組合を設立。平成13年に富長東営農組合と合併し、同組合の組合長となりました。「きぬさやか」9.3㌶、「ミヤギシロメ」19.2㌶を主力品種として栽培し、令和4年から子実とうもろこし栽培にも着手しています。
同共励会は国産大豆・小豆・インゲン・落花生などの生産振興を図るために、昭和47年から実施。特に豆作の経営改善の面から先進的で他の範となる経営体および生産集団を表彰し、その成果を広く紹介しています。
今回は、全国から各部門に186件、大豆集団の部には36件の応募がありました。