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生産量に生育ポイントを説明する熊倉さん(左)
「PC鶴丸」導入数増加 なす現地検討会

JAなす部会は4月17日、敷玉地区にある成田貴弘さんの圃場で「PC鶴丸」の現地検討会を開き、25人が参加しました。

同部会では令和5年度から導入しており、今年は会員の半分以上が栽培に取り組んでいます。

タキイ種苗東北支店の熊倉康治課長を講師に迎え、生育状況と今後の管理ポイントを確認しました。受粉せずに着果する単為結果性で、「式部」と比べると肥大も速いのが特徴。花が落ちにくく実付きも良いため、「式部」と同等の収量が期待されます。

熊倉さんは「生育が鈍い時はかん水をしっかり行い、日中も換気をして湿度管理に注意が必要。初めてPC鶴丸を栽培する方は、肥料を切らさないように」などとポイントや注意点を説明しました。

生産者の成田さんは「今年から導入してわからないことが多いが、部会の皆さんと協力して栽培していきたい」と意気込みを語りました。