トピックス

写真
食材の切り方を教える中川さん(左)と参加者ら
薬膳料理学ぶ ヘルシークッキング

JAは12月1日、本店調理室で「ヘルシークッキング」を開き、組合員や地域住民16人が参加し、薬膳料理を学びました。

薬膳コーディネーターの中川歩美さんが講師を務め、薬膳について「中国の伝統医薬学『中医学』と土台とする料理。胃腸が弱まると頭痛、腰痛など体に不調が起こり易くなる。病気になる前(未病)に防ぐには『食』が基本」と薬膳の講義を行いました。

調理実習では「はじめての薬膳料理」として「ザーサイとしらすの炊き込みご飯」「カンタン薬膳スープ」「キクラゲ入りひじきの煮物」「とろとろ杏仁豆腐」を作りました。

中川さんは「薬膳は、酒と塩のみで食材自体の『旨味』を引き出せる。煮物は食材の長さを揃えること。油分は食材(鶏肉、赤身の肉や魚)などから充分に取れる。砂糖は極力使用しない」と説明しました。

参加者は「塩と酒だけで十分に『旨味』を感じることができた。今までの料理を見直し、これからは季節の食材を使い、健康を意識しながら料理を作っていきたい」と笑顔で話していました。

JAは、組合員や地域住民に減塩とバランスの良い食事を提案するためヘルシークッキングを毎年実施しています。

完成した薬膳料理