大崎市古川荒谷地区にある大崎市立古川北小学校の5年生55人が4日、宮沢地区公民館前圃場で稲刈りを体験しました。稲刈り体験前には、同公民館ホールで光岳寺住職から坐禅指導を受け、坐禅体験も行いました。
刈り取ったのは今年5月上旬に田植えを行った「つや姫」で、鎌を使って収穫。同公民館、JA古川女性部宮沢支部が共催し、地元農家に鎌の使い方を教わりながら稲を刈り取りました。
収穫後は、地元農家によるコンバインでの刈り取りの様子を見学し、児童らはコンバインの刈り取りの速さに圧倒されていました。
同校の齋藤竜一校長は「米ができるまでの過程を体験でき、子どもたちも楽しんでいた。地域の方とのつながりを大事にしながら、このような活動を増やしていきたい」と語りました。
参加した児童は「鎌を使った昔ながらのやり方で勉強しながら刈り取れた。食べるのが楽しみ」と笑顔で話していました。
収穫した米は、生徒たちでおにぎりを作って食べる予定です。