JAそらまめ部会は5月31日、JA野菜集出荷所で出荷査定会を開き、2023年度の販売情勢や出荷規格を確認しました。参加した部会員14人が現物を見ながら「仙台そらまめ標準出荷規格」に基づき、計量区分や品質区分、箱詰め方法などを申し合わせました。
JA古川園芸課の担当職員は「県内産では雨が少ない影響で実入りが悪く、重量が軽い莢やカメムシの被害を受けている報告もあるため、出荷の際は注意をしてほしい。出荷初めの品質で今後の注文数量が変わるため、選別の徹底をお願いしたい」と呼び掛けました。
同部会の鈴木求部会長は「霜の害が多かったせいか、実の付き具合がいまひとつで収量が上がらなかった。後継者がいないことが問題となってきているが、6月中旬の最盛期に向けてみんなで協力して来年につなげていきたい」と話しました。