JAなす部会の令和4年度の販売実績が7151万円(11月末現在)で県内トップとなりました。7月の大雨や天候不良で、昨年よりも出荷量は伸び悩みましたが、単価は昨年並みで販売されました。
同部会は12月15日、古川のパレットおおさきで共販実績検討会を開き、今年度の販売実績や次年度の課題について協議しました。
仙台あおば青果(株)の担当者は、「県内ナンバー1の『古川なす』は、実需からも高評価をいただいている。今後も今の基準を守りながら安定販売ができるよう、出荷量を確保してほしい」と呼び掛けました。
大崎農業改良普及センターは、長年の連作障害による土壌障害への対策として、1年間検証した糖蜜吸着資材を用いた土壌還元消毒の効果を報告しました。
農薬資材メーカーのエコ・ネットからは、化学肥料や農薬の使用を抑えた好熱菌発酵産物「キチン酵素」による栽培方法を紹介しました。
JA産の『古川なす』は、県内市場出荷ナスの50%を占めており、市場からは更なる出荷数増量の要望があります。