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会員の圃場で土壌採取をするJA職員(右と中)
ブランド米研究会が「ササ系米」の品質向上へ土壌調査

JAブランド米研究会は、高品質で良食味米の生産を目指し、会員圃場の土壌分析を実施。令和5年産米の生産に向け、各圃場に合った施肥設計で土づくりに注力していきます。

10月24日、今年度より新たにアドバイザーとして迎えた元東北大学の教授で土壌学を専門としていた管内在住の南條正巳さん指導のもと、JA職員が会員の圃場で土壌を採取。関係機関に分析を依頼し、結果に応じた施肥設計を会員に指導します。

アドバイザーの南條さんは「生産者が田んぼの現状を分かれば、対策を考えられる。収量向上や環境保全米への取り組みとして肥料削減にも繋がる」と話していました。

同会は、「ささ結(東北194号)」と「ササニシキ」の品質・食味向上によるブランド力の強化を目指し、平成30年1月に設立。近年は、コロナ禍で研修会や販促活動が行えない状況が続いていましたが、今年度から新たな活動を本格化することを決定しています。