JAは7月14日、新たな転作作物として令和4年度から栽培に取り組んでいる子実用トウモロコシの現地検討会を開き、生育状況と出穂期、収穫期を確認しました。
検討会は4月播種の圃場で2カ所に分かれて実施。4月20日に播種した富長生産組合の圃場では、7月11日にトウモロコシの雌しべである絹糸が50%出そろい、出穂期を迎えました。草丈は2メール90センチほどに成長しており、出穂期から約60日後の9月10日前後に収穫適期を迎える見込みです。
講師を務めた農研機構東北農業研究センターの篠遠善哉さんは「葉の色合いが良く全体的に良い状態。台風等で倒伏しなければ10アールあたり800キロは収穫できるだろう」と話していました。