全国でも有数の大豆産地であるJA管内で大豆の播種作業が進んでいます。今年は「タンレイ」「ミヤギシロメ」「きぬさやか」の3品種を1,224ヘクタールに作付けする計画です。
宮城県の大豆作付面積は、北海道に次ぐ全国2位。その中でもJA管内の大崎市は県内トップの作付面積があります。
6月2日、大崎市古川東大崎地区では、「タンレイ」を14ヘクタールに作付けする伏見要害営農組合が作業をしました。同組合は、連作障害を防ぐため、毎年作付け圃場を変えるブロックローテーションを実施しています。
生産者の阿部仁一さんは「雑草対策が一番重要。適期に除草剤散布をして品質の良い大豆生産に努める。今年は『黒ひかり』を初めて施肥したので、その効果にも期待する」と話していました。
JAでは、収量の確保と高品質な大豆生産を目指すとともに実需者ニーズに対応した品種の作付けを呼び掛けており、近年は収量増を目指し、土壌改良剤と元肥が含まれる『黒ひかり』の施用を推進しています。