松山下伊場野地区の岩﨑芳邦さんは4月26日、8月下旬の収穫を目指し、極早生の水稲品種「五百川」の田植えをしました。
岩﨑さんは3月25日に種をまき、準備を進めてきました。今年の苗は、高温による障害もなく、順調に生育したそうです。
この日は地域の生産者と協力し、10センチほどに成長した苗を、50アール植え付けました。
岩﨑さんは「食味を上げるため、土づくりに力を入れる。今年もいち早く宮城の新米を消費者に届けたい」と話していました。
「五百川」は、福島県の生産者が育種した極早生の水稲品種で8月下旬から収穫できます。
管内では、平成24年から本格的な栽培を開始。今年度は3戸が1.6ヘクタールで同品種の作付けを計画しています。
管内では「ひとめぼれ」「ササニシキ」などの水稲品種を3,979ヘクタールに作付けする計画で、5月上旬に田植え作業のピークを迎える見込みです。