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子実用トウモロコシ栽培の留意点を説明する白戸さん(右)
子実用トウモロコシ栽培講習会

3月9日、大崎市三本木で令和4年度から作付けを始める子実用トウモロコシの栽培講習会を開きました。

パイオニアエコサイエンス(株)東日本事業所の白戸洋一所長が講師を務め、栽培の留意点を確認しました。

白戸さんは、排水対策や肥培管理、除草作業など栽培工程に沿ってポイントを説明。「栽培の中で播種深度が最も重要。3~5センチに正確に播種することが、その後の成長や収量に大きく影響してくる」と強調しました。

子実用トウモロコシは、JA管内で生産が盛んな大豆との輪作により大豆の収量増が期待できます。管理にも手間がかからず、面積拡大が期待されることから、新たな転作作物として大豆生産組織や認定農業者を中心にJA職員が作付け推進を図ってきました。

計画されている作付け面積は、当初の目標だった80ヘクタールを上回る91ヘクタールとなり、20組織と10人の認定農業者が取り組む計画です。