JAは7月25日、「トレファノサイド乳剤」を使用して帰化アサガオ、アレチウリ対策試験を実施した大崎市古川の集落営農組織「馬放営農組合」の圃場を視察し、大豆栽培検討会を開きました。
同乳剤処理をした圃場では、アサガオの発生、生育を抑えられていることを確認しました。
日産化学株式会社の五十嵐伸一さんは「この乳剤は気化する性質があるので、降雨後など土が湿った状態で散布して混和すること。また他の草種には効果が劣る場合があるため土壌処理剤と併用すること」と説明しました。
大崎農業改良普及センターの大川茂範技術次長は今後の管理について「大豆が開花していないことを確認して除草剤を散布し、排水が滞らないよう排水溝や明きょを点検して湿害対策を行うように」と指導しました。